日経平均は反発、米株高を好感も円高止まりで上値重い

前場の東京株式市場で日経平均は反発。1万5200円台を回復した。米国株高を好感したほか、日経平均は前週末まで5日連続安を記録し、値ごろ感が出たことで押し目買いも入った。

ただ、国内に買い上がる材料は乏しく、外為市場での円高止まりが警戒され戻りは限定的だった。14―15日の日銀金融政策決定会合や今週から本格化する米企業決算を控えて様子見気分が強く、前場の東証売買代金は6983億円と低調だった。

日経平均は25日移動平均線(1万5217円26銭=11日)が抵抗線として意識された。指数がこう着感を強める中、短期資金は沖電線(5815.T)、芦森工業(3526.T) などの中低位株に向かった。市場では「日本株は上値が重いものの、企業業績の上振れ期待や、連日の日銀によるETF(指数連動型上場投信)買いなどもあ り、下値を売り込みにくい」(内藤証券投資情報本部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。13日に滋賀県知事選の投開票が行われ、与党推薦候補が敗北した が、相場への影響は限られた。

個別銘柄では、ソフトバンク(9984.T)が反発。同社が米携帯電話4位TモバイルUS(TMUS.N)の買収について、親会社の独ドイツテレコム(DTEGn.DE)と大筋合意し、詰めの協議に入ったと12日付の日本経済新聞朝刊が報じ、材料視された。

東証1部の騰落数は、値上がり1033銘柄に対し、値下がりが606銘柄、変わらずが175銘柄だった。

 

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